BL漫画「もういちど、なんどでも。」は、阿仁谷ユイジ先生の作品です。
何度読んでも号泣してしまう作品です。
この記事では、あらすじ・感想~購入可能な電子書籍ストアまでご紹介します。
今すぐ読みたい方はこちら!
↓↓↓
まずは気軽に無料試し読み
「もういちど、なんどでも。」のあらすじ
恋人が事故にあったと聞いて、病院にかけつける古藤多郎(ことうたろう)。
無事でいた彼は、記憶喪失になって2年分の記憶を失っていました。
恋人の名前は藤井貴博(ふじいたかひろ)。
失った記憶の2年間というのは、多郎にとってとても大事な時間でした。
もともとノンケだった貴博が多郎とセフレになり、その後やっと気持ちを通じさせて恋人になれて、同棲していた期間なのです。
記憶がない貴博は、ただの同級生でしかなかった多郎と自分が、なぜ一緒に住んでいるのか理解できません。
そして、偶然男に抱かれている多郎が映ったビデオを見つけ、ゲイビ男優だったのかと勘違いしてしまうのです。
貴博の記憶は戻るのか…
多郎への気持ちはどうなるのか…
「もういちど、なんどでも。」の感想(ネタバレ注意)
読むたびに号泣してしまう作品です。
多郎が健気だ~~(泣)
もともと多郎は、高校時代に貴博のことを好きでした。そして、貴博がノンケだったために時間をかけてやっと恋人になったんですよ。
その後、同棲を始めてラブラブってなるまでの2年間を、貴博がごっそり忘れてしまったことで、ふたりの関係はただの同級生…
多郎がかわいそうすぎる(泣)
ふたりに何かある時には指輪のエピソードがからんでくる!
もともと貴博は、実の姉に特別な感情を持っていて、姉が大事にしていた指輪をこっそり隠し持ってました。
この指輪というのがキーポイント!
ふたりの関係が変わる時に、姉の指輪を多郎が持つようになります。
恋人になって、貴博が多郎への誕生日プレゼントに、お揃いの指輪を用意してプレゼントしようとした時にあった事故。
そして、お互いの気持が通じ合った時にも、指輪は貴博が持ってきてますね。
呪われているって感じで、多郎は投げてましたけど、スピンオフ作品の表紙で指輪をしているシーンがあるので、結局は大事にしているってことでしょう。
こんな感じで、ふたりの関係が大きく変わる時に指輪が出てくるわけです。
お互いの悩みや葛藤シーンが、リアルで切ない
記憶喪失になっても、同じ環境で過ごした方が良いからと同居生活は続けるのだけど、お互いがそれぞれ心の中では不安を抱えます。
貴博は、なんで多郎と暮らしているのかわからず、ノンケだからこそ多郎に感じる特別気持ちに混乱するし…
きっと自分は多郎の双子の妹の多恵のことが好きで、顔が似ているから多郎に特別な気持ちを感じるのだと思い込もうと必死です。
一方多郎は、自分の前から貴博が消えることに恐怖を感じています。それは生死という意味でも、別れという意味でも…貴博が寝ているだけでも、心臓が動いているか確認できないほど手が震えてしまうほど。
そして、多郎の気持ちと貴博の気持ちがすごく表れているシーンが超切ないです。
「俺、今好きな子いんだって」
「けど…お前じゃねぇから。お前とは多分間違いで」
「…それ 言っちゃダメなやつ」
そして、貴博は実家に戻ってしまうのです。
ビール買ってくるという貴博に、何日かかる?って聞く多郎を見て、ブワーッと涙出ます。
そして、最大の泣きポイントがそのあとすぐに来ます。
実家から大学へ通っていた貴博が、やっと自分の気持に気づいて多郎のもとに戻ってくるところ。感動の再会という意味でも泣けるのだけど、見せ方がうますぎるでしょう!!
ビデオと現実の生の声がシンクロするんですよ!
そのあとも、高校時代からの思い出話しが入って、貴博は何も覚えていないはずなのに、同じことを行ったり同じような顔をして…
ふたりは、何かあってもまた何度でもお互いを見つけてお互いを好きになるのだろうな~と思わせてくれます。
続編とスピンオフ作品
この続きのお話も配信されていますよ。
「もういちど、なんどでも。 アフターエピソード」
これは、ハッキリとしたエロいシーンの描写はありません。
ただ、ふたりのその後のイチャイチャっぷりが描かれていて、リバ展開になるきっかけのお話。
「もういちど、なんどでも。 アフターエピソードの行間の話」
こちらは、アフターエピソードではっきり描かれていなかったエロシーンがガッツリまとめられています。
リバが描かれているってことですね。
「もういちど、なんどでも。スピンオフ ―怒った多郎を見てみたい―」
怒った多郎を見てみたいとちょっとしたことをしたら、地雷を踏んでしまったお話。
実家に帰ってこなくなったりして…ほのぼのしたストーリー。
エロなしです。
「もういちど、なんどでも。スピンオフ ―週末だけのおたのしみ―」
本編から10年後くらいのストーリー。
高校教師になった貴博は、自分がネコになることが多くなったと気づきます。
そして、週末だけにしてほしいと多郎に言ったのだけど…
変わらず甘々なふたりのお話です。
本編はすっごく切ないけど、読み終わったらハッピーな気分になれる作品です。
エロもかなり濃いのでおすすめ。
そして、その後の様子を描いた続編とスピンオフ作品も読むと、より作品の良さを感じることができます。
この作品を購入可能な電子書籍ストア
この作品を配信している人気電子書籍ストアを厳選ピックアップしました!
ストアのボタンをクリック(タップ)!
作品名か作家名で検索してね
↓↓↓
※公開日(更新日)時点の情報です。
最新の配信状況は、各電子書籍ストアでご確認ください。
「もういちど、なんどでも。」の感想まとめ
記憶喪失BLは多々ありますが、この作品はノンケだった貴博が、男の多郎と恋をして幸せに過ごしていた時間をごっそり忘れてしまうので、かなり切ない内容になっています。
この作品を読む時は、タオルやティッシュは必須です!
忘れられた側の多郎も、記憶を失った側の貴博も、お互いを好きだからこそ悩みます。そして、お互いの気持が通じた時のシーンは、ドラマみたいでした。
まずは、気軽に立ち読みしてみましょう♪
↓↓↓
無料試し読みはこちらから!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。